犬の聴覚
犬の聴覚は人間よりも優れている
これまで「犬の嗅覚」「犬の視覚」について、ブログで紹介してきました。
今回は「犬の聴覚」について綴ります。
犬は嗅覚の次に聴覚に優れているといわれます。
人間には聞こえない高周波帯を、聞き取れるのです。
人間は20,000ヘルツまでが聞き取れますが、犬はなんと3〜50,000ヘルツまで聞き取ることができるそうです。
野性時代に食料となるネズミなどの小動物の鳴き声を聞き取ることが必要であり、そのために聴覚が発達したといわれています。
そう考えると納得できますね。
混乱しないのかな?
高周波が聞き取れる犬。
当然人間には聞こえない音が聞こえるわけです。
例えばパソコンや、家電からは微妙な雑音(ノイズや振動音)が出ています。
それは人間には聞こえず、僕たちは気になることはありません。
でも犬にはその音が聞こえるのです。
いろいろな音が聞こえて、頭が混乱しないのかな?と、心配になっちゃいます(笑)
テレビなどは寝るときにスイッチを切りますが、冷蔵庫などは終日稼働しています。
聴覚が良い犬にとっては、冷蔵庫から離れた場所であっても聞こえるでしょう。
屋内で飼われている犬にとって、「シーン」とした静かな状況はないのです。
遠くの音を聞き取れる
犬は遠い場所から発する音を、聞き取ることができます。
犬種にもよりますが、直線距離で1㎞先の音を聞き取れるのです。
音を遮る障害がなければ、もっと遠くからでも聞き取れるそうです。
アルジャンの看板犬の甲斐犬の楽(らら)、アメリカンブリーの局(つぼね)も、確かに遠くの音が聞こえているようです。
妻の話によると、僕の車の音には特に敏感で、遠くからのエンジン音で帰ってくる!と理解しているそうです。
耳をピクピク動かす
犬を観察していると、耳をピクピクさせていることに気づきます。
それは音がする方を感知するために動きます。
犬には耳に17本の筋肉があり、そのおかげで耳を動かすことができます。
耳の形状で違う
犬には立ち耳とたれ耳(折れ耳)があります。
物理的にすぐに「立ち耳」の方が耳が良い!とわかります。
たれ耳(折れ耳)は、たれた耳で穴を塞ぐので、立ち耳よりは聞こえが悪いのです。
アルジャンの看板犬を例に挙げますと、甲斐犬は立ち耳で、アメリカンブリーはたれ耳と折れ耳と両耳それぞれです。
この仔たちを見ていると、明らかに甲斐犬の方が先に音をキャッチしています。
好きな音と嫌いな音
好きな音は高音域で、嫌いな音が低音域です。
この使い分けが「犬のしつけ」の基本となっています。
良いことをしたときは、声のトーンを上げて褒めてあげる。
反対に悪いことをしたときは、声のトーンを下げて「だめ」「いけない」と言う。
この使い分けがしつけの早道です。
大きな音も苦手です。
人間が大声で怒鳴っている声などはかなり嫌いますよ。
しかし大きな声でしつけるのは、逆効果となります。
まとめ
犬は嗅覚の次に聴覚が優れています。
そして耳は聞き取るためだけのものではなく、犬の感情を表現します。
何かに反応して注意しているとき、注目しているときに、耳をピンと立たせます。
そして不安だったり、甘えたいときに、耳を倒し気味にします。
言葉を発しない代わりに、耳で感情を表現しています。
そのしぐさはとてもかわいいですよね。
犬もまた加齢とともに、聴覚が衰えてきます。
シニア犬が呼んでも振り向かないのは、耳が遠くなっているのです。
これは人間と同様にどうにもならないことです。
シニア犬と暮らしている場合は、無視しているのではなく聞こえていないと理解しましょう。
犬の聴覚についても理解すると、この先のワンライフが充実すると思っています。
これからも皆様のお役に立つ情報を発信したいと思います。
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