降り続く雨。

８月だというのに、晴れの日がほとんどありません。

 

各地で大雨による被害報告の記事を目にします。

今年の夏は異例な気象条件が重なっているそうです。

 

筑波大助教（気象学）釜江陽一氏の話。

「シベリア東部に停滞性の高気圧が出現し、上空の偏西風が蛇行したことが要因であり、

蛇行によって、オホーツク海高気圧と前線が発達。この時期としては極めてまれな条件が重なった。

さらに2018年の西日本豪雨の状況と酷似している。水蒸気の流入量も同程度だろう」

 

「まれな条件が重なった」の「まれな」ですが、

2018年からたった3年後の2021年です。

もはや「まれな」ではないような気がしてきますよね。

 

これから先、不定期ながらも今年の夏のような気象現象が、起こるような気がしてなりません。

 

週間天気予報をチェックすると、来週も雨マーク続き。

憂鬱な気分になります。

 

油断すると、ネガティブシンキングになります。

 

出来るだけ楽しいことを考えよう。

息抜きで好きなことをしよう。

 

しかし、大好きなドライブでの息抜きは、雨天により不可。

もちろん車が雨漏りするわけではなく、雨天時でも走行は可能です。

でも旧車なので濡らした後は洗車したい。

そして完全に乾かしたいのです。

 

しかし連日雨が降っていますから、洗車ができない。

つまりはドライブができないという、僕なりの結論に至ります。

 

ではドライブと同様に好きな、自称「ガレージ」で車の手入れをしよう。

手入れをしているときは、もちろん楽しいし、気晴らしはできます。

 

しかし走行はしていないので、綺麗にする箇所は少ないです。

雨続きであらゆる箇所はすでに手入れ済。

もうすることがありません（涙）

 

まさか、８月に雨が続くとは夢にも思いませんでした。

 

 

 

ワイパービビリ止めに成功

 

そこで今日はアルジャン号の車で気になっていた、ワイパーのビビリ解消に努めました。

奥さんは「さほど気にならない」と申していますが、ちょっとのビビリでも気になる僕。

 

ワイパーのビビリは、窓が汚れている、ワイパーゴムが汚れているか傷んでいる。

このふたつが大きな原因と言われています。

 

窓はきちんと油膜を落として、親水状態になるまで磨いてから、撥水コート剤を施工しています。

つまり窓は汚れていない。

 

そしてワイパーゴムも交換後、さほど経過していません。

ゴムをクリーナーで拭いても、汚れは布に付着しないほど綺麗です。

 

それなのに少しビビリます。

 

 

一応持っていた「ワイパービビリ止め」なるものを、ワイパーゴムに塗布しました。

 

 

ワイパーブレードを外して、ゴムを綺麗にします。

ビビリを止める液剤を塗布して30分待ってから、ワイパーを車に装着。

 

試した結果、ビビリます。

 

「塗りすぎはNG」と記載がありますが、もう少し多めに液剤をつけて再塗布しました。

先ほどよりはビビリは少なくなりましたが、やはりまだビビリます。

 

窓とワイパーゴムが綺麗な上、ゴムが滑りやすくなる液剤を塗布しても、ワイパーはビビる。

 

考えられることはひとつ。

 

ワイパー撥水コート剤と、ワイパーゴムの素材の相性が悪いということです。

 

まさに、以前ブログで紹介した「商品制作開始」と同じです。

 

現在施工している撥水剤の成分を読むと、「シリコン」が入っていました。

それならワイパーゴムに同じシリコンを塗布してみることに。

 

次に試したのは安価な「シリコンスプレー」です。

 

 

ショップタオルにシリコンスプレーを適量つけて、ワイパーゴムに塗り込みました。

同じく窓ガラスにも塗り込みました。

 

窓に塗る際は、霧吹きなどを使って濡らして伸ばすと良いです。

 

元から窓にはシリコンがついていますから、シリコンを追加する感じ。

より一層の撥水効果が得られました。

 

撥水コート剤ではない、シリコンの原液を窓に塗り込みましたので不安はありましたが、

ワイパーはスムーズに動きましたよ！

 

唯一の問題は、最初にワイパーゴムに塗布した「ビビリ止め剤」が、

ワイパーゴムの面を凸凹にしたようで、やや拭き筋が残りました。

すぐに消えますけどね。

 

これはワイパーを使用していくことで、ビビリ止め剤がなくなってきますので、

しばしの我慢ですね。

 

窓シリコンとゴムシリコンで相性が合いました。

 

 

雨粒がコロコロと流れます。

撥水効果はバッチリです！

 

そしてワイパーはビビりません！！

 

最後に気になるのは、耐久性です。

雨が降っている日に施工した上、商品の発送で雨が降る中を走行しました。

洗車後の施工と違い、やや早めに効果がなくなるかもしれません。

 

ビビリがまた出始めたら、シリコンの再塗布ですね。

まめに洗車はするので、再塗布はさほど苦になりませんし、

施工方法はいたって簡単です！

次回、洗車した後に再施工すれば、結構保つかもしれません。

 

ワイパーのビビリに悩まされている方は結構多いはずです。

いろいろ試したけれどもビビリが続く方は、ぜひ一度お試しあれ！