アラスカンマラミュートの歴史

誕生の起源ははっきりしていません。

シベリアを原産地とするサモエド（シベリアンスピッツ）やシベリアンハスキーと同系統と考えられいますが、確証はありません。

アラスカで暮らすエスキモーのマラミュート族が労働犬として飼っていました。

力が強い犬種なのでそり引きや、狩猟犬として活躍していました。

１８世紀のゴールドラッシュで白人がアラスカに入ってきて、犬ぞりレースが盛んになったことで、そりレースに勝つために交配が進み、一時は純粋なアラスカンマラミュートは激減してしましました。

しかしその後アメリカで純粋な犬種の保護が始まり、繁殖されるようになったのです。

第二次世界大戦では寒さに強く力が強いことで重宝され、軍用犬として活躍しました。

アメリカで犬種として登録されたのは１９３５です。

アラスカのマラミュート族が飼っていたことから、アラスカンマラミュートとなりました。

アラスカンマラミュートの概要

体高：５８〜６５㎝

体重：３４〜４０kg

原産国：アメリカ

特徴：がっしりした骨格と筋肉をもつ。シベリアンハスキーと比べると体が丸み帯びている。極寒に耐えられる。

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アラスカンマラミュートの性格

狼のような外見をしているが、性格は穏やかで人に対しても親和性である。

アラスカンマラミュートのかかりやすい病気

【股関節形成不全】

股関節の形態的異常。

アラスカンマラミュートの寿命

１０〜１２歳

アラスカンマラミュートの価格

３０万円以上

日本でのアラスカンマラミュート

２０２０年国内登録数は １４頭で９６位です。

ハスキーやサモエドと比べると登録数が少なく、国内では希少な犬種といえます。

アラスカンマラミュートを飼うにはかなりの運動量を必要としますので、長い時間の散歩は必須です。

性格は穏やかなので運動量の確保ができる場合は、飼いやすい犬種といえます。

寒さに強い反面暑さには弱いので、夏場の散歩は早朝や日没後にするなど対策をしないといけません。

まとめ

起源ははっきりしていないこと。

ハスキーやサモエドと同系統と考えられているが、確証はないこと。

アラスカのエスキモーのマラミュート族が飼っていた犬種であることから、アラスカンマラミュートとなったこと。

外見は狼のようでも、性格は穏やかであること。

以上を知っただけで犬知識UP!ですよ。