アメリカンコッカースパニエルの歴史

最初に名前の意味からご説明します。

「スパニエル」はスペインの犬を意味します。

スペインからヨーロッパ各国に持ち込まれました。

そして「コッカー」はヤマシギという鳥のことです。

つまり元は猟犬です。

アメリカで改良されてアメリカンコッカースパニエルという犬種名になりました。

スパニエル系の歴史は古く、１４世紀には先祖犬と思われる犬が確認されています。

アメリカンコッカースパニエルはイングリッシュコッカースパニエルをベースに作られました。

名前のとおりイギリスに渡ったスパニエルが、イギリスで交配を重ねて誕生した犬種です。

このイングリッシュコッカースパニエルはのちにイングリッシュスプリンガースパニエルと分かれます。

イングリッシュコッカースパニエルは１６２０年、メイフラワー号でアメリカへ渡ります。

アメリカでは猟犬としてではなく、愛玩犬として交配が重ねられてアメリカンコッカースパニエルが誕生しました。

アメリカンコッカースパニエル誕生図

アメリカンコッカースパニエルの概要

体高：３７〜３９㎝

体重：５〜６.５kg

原産国：アメリカ

愛称：アメコカ

特徴：明るい性格である。猟犬の血が入っているので活発。被毛が厚く顔立ちもイングリッシュコッカーとは異なる。

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日本でのアメリカンコッカースパニエル

２０２０年国内登録数は ２,００４頭で２５位です。

人気犬種ですね。

イングリッシュコッカースパニエルやそれから派生したイングリッシュスプリンガースパニエルよりも登録数が多い結果です。

まとめ

スペインからイギリスに渡り、そしてアメリカへ渡ってから確立した犬種であること。

イングリッシュコッカースパニエルがベースとなった犬種であるが、容姿と被毛の違いが明確であること。

元は猟犬であるが、アメリカでは愛玩犬として交配が続けらたこと。

明るい性格であり小型犬なので、国内では飼いやすい犬種なこと。

以上を知っただけで犬知識UP!ですよ。