アフガンハウンドの歴史

現存する犬種の中でもっとも古い歴史をもつといわれる犬種です。

およそ紀元前５０００年前から存在しており、「ノアの方舟」に乗った犬種とされています。

人や動物が少ない山岳地帯で、長い時間をかけて純粋な犬種となったアフガンハウンドは、１８世紀にイギリスへ持ち込まれました。

そしてサイトハウンド犬種として他犬種との交配が始まり、イギリス他、世界のドッグショーに出展されるようになり、世界の富裕層の人気を得ました。

イギリスでサイトハウンドとして確立しましたが、原産国はアフガニスタンです。

原産国であるアフガニスタンの朝晩の寒暖差は５０度あり、通気性と保温性を保つために長い独特の被毛が発達しました。

近年は戦乱の影響により、アフガニスタンでの数は減少しており、原産国のアフガンハウンドは絶滅が危惧されいます。

アフガンハウンドの概要

体高：６３〜７４㎝

体重：２３〜２７kg

原産国：アフガニスタン

特徴：大型犬としては珍しい長毛。首を上げて遠くを見る姿が特徴。脚力が強い。目が横にあり視野が広い。

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日本でのアフガンハウンド

２０２０年国内登録数は ４２頭で８０位です。

非常に多くの運動量を必要としますので、朝晩２時間ほどの散歩や３０分は走らせるなどしなくてはなりません。

また被毛は細く長いので絡まりやすく、週に数度はブラッシングをする必要があります。

乾燥したアフガニスタンで誕生した犬ですから、日本の高温多湿は被毛に悪影響を与えます。

夏場は冷房、除湿が欠かせません。

自分で判断する犬種であり、室内でのトイレの躾が難しいといわれますので、初めて犬を飼う人には不向きです。

まとめ

現存する犬種の中でもっとも古い歴史をもつといわれる犬種であること。

ノアの方舟に乗ったとされる犬種であること。

寒暖差に耐えれるように、独特な長毛になったこと。

かなりの運動量が必要で、被毛の手入れが大変であり、初めて犬を飼う人には向かないこと。

戦乱により原産国のアフガニスタンでは絶滅が危惧されいること。

以上を知っただけで犬知識UP!ですよ。