シュナウザーは３犬種あります

 

ミニチュアシュナウザーは誰しもが知る人気犬種の小型犬です。

 

そしてジャイアントシュナウザーが一番大きく、大型犬に属します。

 

今回ご紹介するスタンダードシュナウザーは中間に位置します。

 

体高が４３〜５１㎝　体重が１４〜２５kg程度の中型犬に属します。

 

ミニチュアシュナウザー、ジャイアントシュナウザーをご紹介する前に、スタンダードシュナウザーを知る必要があります。

 

 

シュナウザー３犬種の始まりはスタンダードシュナウザー

 

スタンダードシュナウザーを基礎に小型化したものがミニチュアシュナウザーであり、大型化したものがジャイアントシュナウザーなのです。

 

よって単に「シュナウザー」と呼ばれる犬種はこのスタンダードシュナウザーを指します。

 

 

スタンダードシュナウザーの歴史

 

ドイツが原産国であり、１４世紀頃に誕生した犬種とされています。

 

旧名は「ワイヤーヘアードピンシャー」でした。

 

つまりシュナウザーではなく、ワイヤーヘアードピンシャーだったのです。

 

ドッグショーで注目を浴びた仔の名前が「シュナウザー」なのです。

 

それからシュナウザーの名前が独り立ちして、犬種名になったという変わった経緯があります。

 

ジャーマンピンシャーの兄弟に当たります。

※画像クリックで詳細ページへ移動します。

 

 

 

たれ耳と立ち耳がある

 

ジャーマンピンシャーが兄弟犬に当たるので、スタンダードシュナウザーも「たれ耳」と「立ち耳」があります。

 

ではアルジャンのオリジナルイラストで、スタンダードシュナウザーをご紹介します。

 

 

外見上の特徴はミニチュアシュナウザー、ジャイアントシュナウザーと同じく、顎髭があります。

 

ちなみに「シュナウザー」の意味は「顎髭」です。

 

 

日本でのスタンダードシュナウザー

 

ミニチュアシュナウザーのように多くの登録数はありませんので、名前は知っていても見かけることがほぼない希少犬種です。

２０２０年JKC登録数は０頭で圏外です。

 

数年前は数頭の登録があったので、アルジャンとしてはオリジナルイラストを制作しました。

 

 

スタンダードシュナウザーの性格

 

明るい性格で遊び好き。

 

 

スタンダードシュナウザーのかかりやすい病気

 

【皮膚炎】

アレルギーなどが原因で皮膚に湿疹ができかゆみを生じる。

 

【白内障】

眼球の水晶体が濁って視力が低下する。

 

【尿結石】

尿中に結晶ができる。

 

 

スタンダードシュナウザーの寿命

 

１３〜１６歳

 

 

スタンダードシュナウザーの価格

 

国内のブリーダーから迎えると１５〜３０万円とされますが、ブリーダーの数が少ないので輸入になる場合もあります。

輸入の場合は輸送費などを含めると三桁となる場合もあります。

 

 

まとめ

 

スタンダードシュナウザーがミニチュアシュナウザーとジャイアントシュナウザーの基礎であること。

 

ドッグショーに出場したワイヤーヘアードピンシャーの名前が「シュナウザー」であり、のちにその名前が犬種名になったこと。

 

シュナウザーの意味は「顎髭」であること。

 

以上を知っただけで、犬雑学がUPですよ！

 

ミニチュアシュナウザーを語る上で、外せないスタンダードシュナウザーをこの機会にぜひ覚えてくださいね。