同じ３犬種

 

今回は実は同じである犬種をご紹介する第三弾です。

 

その犬種たちをまずはご紹介します。

 

ブリュッセルグリフォン、プチブラバンソン 、ベルジアングリフォンです。

これら３犬種は国によっては別犬種、同じ犬種と扱いがバラバラです。

 

日本では２００２年までは血統書に３犬種全て「ブリュッセルグリフォン」と記載されていましたが、現在は別犬種とされています。

 

このブログでは比較するために、ブリュッセルグリフォンを基準とします。

各犬種のイラストはアルジャンのオリジナルです。

※画像をクリック・タップすると、詳細ページへ移動いたします。

 

ブリュッセルグリフォン

 

 

 

ベルギー原産　体高は２０㎝前後　体重は４kg前後の小型犬です。

誕生の起源ははっきりしていません。

資料によるとアーフェンピンシャー が関わっているのでは？と憶測されているようです。

 

そのアーフェンピンシャーはもちろんアルジャンにはアルジャンです！

 

 

 

 

ブリュッセルグリフォンはネズミ駆除として、一般の家庭で飼われていましたが、人気が高まり上流階級でも飼われるようになりました。

以前はペチャ犬ではなかったのですが、その当時人気があった短頭犬との交配により、現在のペチャ犬姿が確立したのです。

 

この犬種の特徴は被毛が硬くて長いラフコートであることです。

 

２０２０年の国内登録数は１２６頭で５８位です。

 

 

プチブラバンソン

 

 

 

起源等はもちろんブリュッセルグリフォンと同じです。

 

この犬種はマリーアントアネットに好まれた犬種として、人気を博しました。

マリーアントアネットがどの毛色の仔を飼っていたのか興味があります。

でもそのような資料はないですね。

 

この犬種も短頭犬との交配がありました。

わかっているのはパグです。

 

 

 

その影響を強く受けた結果、プチブラバンソンの特徴は被毛が短いのです。

２０２０年の国内登録数は５４頭で７３位です。

 

 

 

ベルジアングリフォン

 

 

 

起源等はもちろんブリュッセルグリフォン、プチブラバンソンと同じです。

 

この犬種はブリュッセルグリフォンのような硬い被毛をしていますが、違いは毛色なのです。

被毛がブラックやブラックタン、ダークブラウンなどの濃い色をしています。

 

２０２０年の国内登録数は１７頭９４位です。

 

 

性格やかかりやすい病気、寿命、価格は３犬種ともに共通します

 

性格

 

飼い主に忠実で愛情深い。

 

 

かかりやすい病気

 

【短頭種気道症候群】

マズルの短い短頭種特有の病気で、呼吸困難を起こす。

 

【膝骸骨脱臼】（ひざがいこつだっきゅう）

膝の骨がずれる病気。

 

 

寿命

 

１０〜１５歳

 

 

価格

 

２０〜４０万円

 

 

まとめ

 

３犬種をそれぞれご紹介しました。

 

基本の ブリュッセルグリフォンとの違い をおさらいします。

 

プチブラバンソンは短毛であること。

 

ブリュッセルグリフォンは被毛が黒などの濃厚色。

 

これら３犬種は被毛の違いによって、別犬種扱いとなったのです。

 

ちょっとした犬雑学として、ワンちゃんたちが集まる場所で知識を披露してくださいね。