四当五落

 

「やり始めたことを続けよう。」

 

人によってはとても酷なことであったりしますね。

それは続けることがきついからに他なりません。

 

年始から日記を書こうと決めて、正月三が日まで。

四日目からは書いていない。

これはよく耳にする「三日坊主」のことです。

 

幼少の頃ははまさに「三日坊主」の典型的なタイプでした^^;

 

努力するきっかけはやはり受験でした。

遊びすぎて行ける学校がないほどに、学力が低下してしまったことで一心発起！

 

受験でよく使われて、皆様もきっと聞いたことがあるでしょう。

「四当五落」です。

 

これは睡眠時間のことを表し、四時間睡眠で合格、五時間睡眠は不合格です。

挫けそうになりましたが、なんとか１年間続けて合格できました。

 

学生時代はまだあまちゃんでしたので、一定期間の努力はしてもまたダラける。

この繰り返しでした^^;

 

本当に努力することを継続できるようになったのは、社会人になってからです。

やはり生活がかかっていますしね。

 

それに一生懸命に頑張り、目標に向けて努力を継続できたのは、

他人に負けたくないという「負けん気」だけが異常に強かった性格ですね。

 

要は「見栄っ張り」。

 

実に厄介な性格なのです。

 

でもこの厄介な性格を良い方向に向けると、成果に結びつくと思っています。

そして「負けん気」が継続へと繋がります。

 

目標を決める

 

継続することには、まず目標を決めることが大前提です。

 

何かひとつ、「これを達成しよう」と思うこと。

最初は簡単な目標を決めた方が良いです。

 

いきなり高い目標を設定すると、当然努力を継続する時間が長くなります。

 

何よりも大事なのは、本当に自分がしたいことです。

好きなことなら、長く継続しやすいです。

 

時間は決めない方が良い

 

「１日１時間、本を読もう」と、時間を決めるのはタブーだと思います。

時間にとらわれてしまい、身につかないと考えます。

 

同じ本を読むことでも、「一部の内容を把握するまで読もう」はいかがですか？

これまでの内容を把握していれば、次はどうなるのだろうという期待感が生まれます。

 

期待感は楽しいことに直結しますから、読むという行為が継続しやすいです。

僕は「１時間読む」とか、「この章まで読む」などの目標は決めず、「なるほど、解った」というところまで読みます。

 

もちろん時間があればそのまま読み続けますが、他にすることもあるので、その目標を達したら一旦読みやめます。

理解しているから、次の文章もすんなり受け入れられます。

 

この繰り返しが「継続」です。

 

毎日にこだわらない

 

「毎日なにかを必ずしよう」は意外ときつい。

「四当五落」を続けたのは、本当に受験までの期間が短かったので、毎日続けることができましたが、その後学生時代は繰り返したと述べました。

 

それは毎日することがしんどかった他にありません。

 

でも社会人になってからの継続することが可能になってはいますが、

「毎日なにかをする」ということはしていません。

 

目標を決めて、できる時に集中してする！

 

日々生活していく上で、同じ毎日はないでしょう。

昨日はする時間があっても、今日はする時間がとれそうにない。

 

それが日常を過ごすことだと思います。

 

負担なく、できる時にする！

これを繰り返すことも継続していると同じです。

 

 

継続は職種を選ばず

 

ブログ「アルジャン の 犬イラスト誕生の秘話」で綴りましたが、

役員退任後に現在の仕事を本格化させました。

 

現在１７０犬種、立ち耳や折れ耳、たれ耳、そして毛色違いによるパターン数は１０００に迫ります。

犬種数が増えてから、周囲の見る目が変わっていきました。

 

国内で飼われた犬種の大半を網羅しています。

これまでに至るまで、およそ５年弱かかりました。

 

妥協やずるをせず、ひたすら犬種の発祥から性格、気質に至るまで調べ、

僕のイメージにあったデザインへ形としました。

 

継続する力がなかったら、きっとやり遂げれなかったと思っています。

 

もちろん、毎日描いたわけではありません。

特にイメージが大事な仕事に於いて、気分が乗らないときに描いても納得できるデザインはできません。

 

閃きが重要であり、閃いたときはヤル気があるとき！

そんなときは時間を忘れて没頭します。

 

職種が違っても同じことがいえます。

 

会社員時代は営業職でしたから、人対人です。

ターゲットを絞り、粘り強く口説き落とす。

 

そのためには相手のことを熟知できように、いろいろ調べる。

好きそうなもので釣る。（えげつないかも）

 

あらゆる手を使い、嫌われない程度に接近する。

そう、嫌われないためにも、毎日アクションはかけません。

 

「押して引く」のバランスです。

これを繰り返すことで成果に現れました。

 

これが努力の継続であり、実を結ぶと継続は力なりと胸を張れます。

 

継続は力なりは誰の名言？

 

諸説はあるようですが、住岡 夜晃　の説があります。

「讃嘆の詩（樹心社）」上巻

 

青年よ強くなれ　〜　省略　〜　性格の強さ必ずしも誇るに足らず　「念願は人格を決定す　継続は力なり」　〜

 

継続は努力であり、努力は報われる可能性が大きい。

 

可能性が大きいだけで、努力を継続したから、

絶対に報われるという保証はありません。

 

僕はたまたま報われただけかもしれません。

 

しかし努力して継続しなければ、報われ得ないということです。

絶対がないから「しない」では事は進みませんし、始まることもありません。

 

一度決めたことを自分が納得する、納得できるまで続ける。

しかも他の人よりも長く試みることが、重要なのではないでしょうか？

 

自分が無能であることを受け入れる

 

自分には才能がないと言い聞かせています。

 

才能がないから、努力するしかない。

 

努力することでようやく他人と肩を並べられる。

 

さらに努力することで、他人よりも上位の立場を目指せる。

 

僕はアラフィーですが、いまだに努力は欠かしません。

ひたすら努力しています。

努力しなくなった時は終わりの時（死）と思っています。

 

体力は落ちました。

でも気力は年齢に無関係だと思います。

 

１７０犬種を描くという継続があってこそ、今のアルジャンがあります。

今後も「継続は力なり」の精神を保って日々を過ごそうと思います。

 

※ブログで度々登場するフレブルはブサイクくんは、

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