ノーフォークテリアとノーリッチテリア

 

今回は「同じ犬種なのに、違う犬種として扱われている」を、ご紹介する第一弾です。

 

第一弾ということは、今回ご紹介する犬種の他にもあるのです！

 

 

では第一弾をご紹介します！

 

「見出し」で答えの犬種名が出ていますね（笑）

 

ノーフォークテリアとノーリッチテリアをご紹介します。

 

この内容は制作元 シルバーフロッグのHPで、「ノーフォークテリア　ノーリッチテリア」というタイトルで、僕が綴ったブログがあります。

 

まずはどのような犬種であるか、アルジャンの「うちの子み〜つけた！」犬種別ステッカーのイラストでご紹介します。

この２犬種は耳がたれているか、立っているかの違いです。

 

ともにイギリス原産で、トランピントンテリアと呼ばれた同じ犬種でした。

脚が短いこの犬種たちは、ネズミ捕獲のために重宝されていました。

 

当時は立ち耳が圧倒的に多かったので、まれなたれ耳は排除されてノーリッチは立ち耳に限定されました。

一方のたれ耳タイプはその後に、ノーリッチテリアの一部の繁殖者がたれ耳の繁殖を再開して、別犬種として認めらるようにKC（ケネルクラブ）に働きかけたそうです。

 

当時は圧倒的に立ち耳のノーリッチテリアが多かったようですね。

 

しかし日本では、ここ近年「たれ耳」のノーフォークテリアが多いですね。

 

実際にアルジャンでも国内登録頭数が多いノーフォークテリアのステッカーが多く売れています。

 

ノーフォークテリア

 

２０２０年のJKCの発表では、４５位　２２９頭の登録がありました。

５０位以内ですから、国内で飼われていらっしゃる方が多いですね。

 

日本全国で２２９頭が多いと感じるか、少ないと感じるかは個人差があります。

ちなみにこの年でもっとも登録件数が多かった犬種は、プードルで７９,４５６頭。

比べると希少犬種と言えますね。

 

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ノーリッチテリア

 

２０２０年のJKCの発表では、８３位　３４頭の登録がありました

１００位以内ではありますが、全国での登録数が３４頭。

かなりの希少犬種と言えます。

 

こちらもうちの子み〜つけた！ステッカー（犬種別）で発売中！！

 

 

ご依頼承ります

 

両犬種ともに、まだ見てますキャラはございません。

 

見てますキャラができますと、見てまステッカーの他に、ドライブレコーダーステッカー、迷惑防止ステッカー、mini見てまステッカーをご準備できます。

 

両犬種ともに、ご希望が挙がれば「見てますキャラ」をお作りします。

 

一般販売いたしますので、制作金額は無料です。

 

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誕生までの犬の系統図

 

これまでの流れをアルジャンの犬のイラストでご説明します。

 

 

トラピントンテリアに図の２犬種が交配され、

「α」の犬種の違いで現在のノーフォクテリアとノーリッチテリアが確立されました。

※トラピントンテリアは国内登録がないので、アルジャンにはイラストがありません。

 

 

性格やかかりやすい病気、寿命、価格

 

 

性格

 

明るく活発で飼い主への愛情が深い。

テリア気質特有の勇敢で負けず嫌い。

 

 

かかりやすい病気

 

【緑内障】【白内障】

目の病気に注意が必要。

 

【膝骸骨脱臼】

膝の皿が正常な位置からずれる病気。

 

 

寿命

 

１２〜１５歳

 

 

価格

 

２０〜５０万円

 

 

まとめ

 

ノーフォークテリアとノーリッチテリアはトラピンテリアを基本に、各犬種が交配された同じ犬種です。

もちろん現在までにそれぞれ交配した犬種の違い（α）により、数十年経った現在では若干の違いはありますが、一般の方からすると、さほどの違いは見受けられません。

 

よってアルジャンでは同じ犬種の耳の形状違いとして描きました。

※＋αを考慮して、若干毛色は変えています。

 

人間の都合で「立ち耳でなきゃダメ」だの、「たれ耳がいい」だのと、振り回された犬種だと思います。

僕としては耳が立っていようが、たれていようがどちらでもいいと思いますけどね。

 

例えばミニチュアシュナウザーはたれ耳、立ち耳ともに同じ犬種です。

普通はこのように、耳の形状違いで別犬種になることはありません。

当初のノーリッチテリアでは「立ち耳」が重宝されて、「たれ耳」が排除されたということは、「たれ耳」で生まれた仔はないがしろにされたのでしょうか？

もしもそうであれば、かわいそう過ぎます。

 

犬（猫）を迎えたら、その子が最愛の 子供ですよね！

 

今回は犬雑学をお送りしました。