車に貼ったステッカーの剥がし方

 

ブログ【車】ステッカーの貼り方 を更新しましたので、今回はステッカーの剥がし方についてご説明したします。

 

剥がし方については、お客様からのご質問が寄せられます。

HPの FAQ にこのブログをリンクします。

 

 

ステッカーの剥がし方はネットで、いろいろ紹介されています。

ここでは僕がステッカーを剥がすオススメの方法と、オススメしないものを紹介します。

 

一番のオススメ

 

ズバリ！「ステッカー剥がし剤」を使用する。

 

いろいろな方法をこれから順にご説明するのですが、何よりも専用で開発された「ステッカー剥がし剤」がもっとも有効です。

 

聞いたことがあるメーカーであれば、どの商品を選んでもさほど違いはないでしょう。

スプレータイプで細いノズルが付属しているものは使いやすいです。

 

お値段は７００円から１,５００円の商品が多いようです。

 

僕が使っているのは近所のホームセンターで購入した、高森コーキ ガムテープ・フック跡はがし 強力!スーパージェル(30mL)です。

 

ん？ステッカーはがし、シールはがしの文字がないよ！と、思われてしまいますね。

 

タイトルには入っていませんが、本体の下の方に「テープ跡」「シール跡」の文字があります。

メインはステッカーをはがした後、残ってしまった「糊」を除去するジェルですね。

 

残ってしまった粘着はかなり頑固なので、それだけ除去する力が強いってことでしょうかね。

結構使える商品ですよ。

 

しかもショップによっては５００円以下で買えちゃう！

 

使い方はステッカーの端にジェルを塗り、しばらく放置します。

隅がふやけてきたら、付属のヘラで軽く擦るとステッカーが少し剥がれます。

少し剥がれてきたら、ステッカーをめくってからまだ糊がついている部分にジェルを注入していきます。

この繰り返しです。

 

別商品ではヘラが付属されていないことが多々あります。

その際は１００均で売ってるような小さなヘラでOKです。

爪で剥がすよりは、ヘラを使うことをオススメします。

 

ヘラ以外ですと、スクレーパーを使います。

 

 

これまでの経験上で、ステッカー剥がし剤を使った場合は、全てのステッカーを綺麗に剥がすことができました。

 

短所は、ジェルやスプレーの液剤が残るので、綺麗に拭き取ることが必要です。

 

用途に「車のボディに使用しない」が掲載されていなければ、問題なく使用できます。

 

では他の方法をご紹介します。

 

ステッカー剥がし剤を使わずに剥がす方法です。

 

 

ドライヤーを使う

 

ポピュラーな方法なので、ご存知な方も多いと思います。

ステッカーにドライヤーの熱を当て続けると、ステッカーの糊が溶けて剥がれるということです。

 

僕はこの方法を選びません。

問題はないのでしょうが、車のボディが熱で傷みそうですから。

 

 

灯油を使う

 

灯油はステッカーを剥がした後に残る糊を、浮かせることができます。

ドライヤーと同じく僕はこの方法を選びません。

 

それは灯油は臭いが残ります。

そして車の塗装面を傷めてしまいます。

 

 

スクレーパーを使う

 

ステッカー剥がし剤でも登場したスクレーパーを、単体で使ってステッカーを剥がします。

簡単に剥がれそうな時、僕はこの方法を使います。

 

問題はスクレーパーの使い方に慣れていないと、ボディやガラスに傷をつけてしまいます。

ステッカーの隙間に出来るだけ角度をつけずに、慎重に刃を入れていく技術が必要です。

 

またスクレーパーの刃の切れ味が悪いと、確実にボディやガラスを傷つけてしまいます。

 

経験上ですが、そこそこきちんとしたスクレーパーを選んでください。

 

１００均などの安価なスクレーパーは刃が悪いので、ボディやガラスを傷をつける場合があります。

 

以上がステッカーを剥がす有効手段だと思います。

長所と短所がありますので、ご自分に合った方法をお選びくださいね。

 

 

まとめ

 

貼った直後はステッカーの糊が定着していませんので、どの方法でも簡単に剥がせますが、

どんな道具を使っても、剥がれにくい条件がひとつあります。

 

屋外で長期間使用したステッカーは剥がれにくいです。

 

それは太陽の熱と雨に当たることを繰り返し、ステッカーの糊が完全に硬化しています。

 

ステッカー剥がし剤を使っても、なかなか剥がれない場合があります。

しかし慌てず慎重に、時間をかけて作業すれば必ず剥がれます。

 

急いで剥がそうとしなければ、失敗はしません。

 

アルジャンで販売しているステッカー（カッティングシートは５年）は耐久性が３〜４年です。

しかしお車を青空駐車している際は糊が硬直してしまう前、そしてUVカットしていてもだんだん色は褪せてきますので、２年ほどでステッカーを張り替えることをオススメします。