14年と5ヶ月、わがまま放題で育った老犬を預かる(迎える)

 

 

実は実家のチワワです。

 

飼い主の老化だけでなく、3ヶ月間骨折入院しまして、

 

自分のことが精一杯なので、

 

5ヶ月ほど前からアルジャンでお預かりです。

 

実家の犬ですから、パピーの頃から見てます。

 

そう言ってもそんなに実家へは行っていませんでしたので、

 

あらためて今回写真を撮ると、

 

「あらら、老けたな」って感じます笑

 

 

実家では伯母と親でずーっと甘やかし放題でした。

 

おすわり、お手などはさせていたようですが、

 

それ以外が・・・

 

 

「おいで」「来い」を理解していない

 

困ったことに実家では「おいで」など、

 

飼い主の元に呼び戻すことを、教えていませんでした。

 

脱走すればどこへ行くかわからないって感じです。

 

 

要求吠えがひどい

 

わがままで育ったので、自己主張がすごいです。

 

アルジャンには看板犬の甲斐犬と、

 

アメリカンブリー（アメリカンピットブルてリアブリータイプ）がいます。

 

預かった当初は緊張もあり、おとなしくしていました。

 

もちろんその状況を理解しますので、

 

できるだけアルジャンの家に慣れることを優先していました。

 

4ヶ月を過ぎた頃から本領発揮ですかね。

 

散歩の代わりに庭に出しますが、

 

我先に出入口へ行き、

 

「ワンワン！(早く出せ)」を連呼。

 

ご飯待ちの時も、

 

「ワンワン！(早く用意しろ)」を連呼。

 

 

このままではどうにもならない

 

筆者夫婦で話し合い、そして飼い主とも相談。

 

「これじゃダメでしょ」ってことで、

 

筆者流の躾を開始。

 

もちろん高齢なのと、

 

チワワ特有の心臓の障害が出始め、

 

さらに14歳だから当然ですが、

 

白内障がある。

 

毎月動物病院で診察を受け、

 

できるだけ元気な状態を保つよう努めています。

 

注意を要します。

 

どのように躾ければ良いか考える必要がありました。

 

 

声で躾ける

 

基本中の基本ですが、

 

声で躾けるのが原則ですよね。

 

体罰は絶対にダメです。

 

声での躾は犬の老若男女、共通です。

 

男性の低い声は犬にとって、

 

低く太い声は怖いようです。

 

心臓に負担を与えないように、

 

無駄吠えしたら「ダメ！」と叱る。

 

元々は賢い、どちらかというとズル賢いタイプ笑

 

ズル賢くても賢いことには変わりない。

 

ちなみ看板犬1号の甲斐犬(楽[らら])も同じ。

 

きっと老犬でもきっと理解してくるだろう。

 

これに賭けるしかない！

 

無駄吠えした時には、必ず声で叱る。

 

しかし声の音量が難しいのです。

 

若い犬なら、多少大声でも大丈夫ですが、

 

心臓に負担を与えたくない老犬です。

 

どの程度の声の音量がOKかの判断が難しいです。

 

 

効果が出始めたかも

 

声で叱るようになって、

 

まず困ったことは、

 

看板犬たちがビビること。

 

いつも「楽、局じゃないよ」と・・・

 

看板犬たちには苦労かけています。

 

しかし少し効果が出始めました。

 

以前は呼んでも無視どころか、

 

どこかへ行ってしまう。

 

 

それが違う方へ行ったときに、

 

「あずき！来い！！」の言葉で、

 

少しずつ来るようになりました。

 

特に大好きな庭に出してもらえるときは、

 

かなりの要求吠えでしたが、

 

「ダメ！吠えたら出さないぞ」の一括で、

 

吠え止むようになってきたのです。

 

ご飯を用意する時も同様です。

 

その代わり、常に声の音量に気をつけています。

 

 

その他は大丈夫かな

 

毎月トリミングへ行っていたので、

 

筆者がシャンプー、トリミングしても大丈夫。

 

ただ超小型犬に分類される犬は、

 

体、いや全てが小さくて扱うのが怖い。

 

幼少の頃、最初に実家で飼ったのがヨーキー。

 

当時のヨーキーでしたから、

 

今のヨーキーのように、

 

2kg前後ではなく4kgほどありました。

 

このサイズがこれまでの最小サイズ。

 

あずきは2kgです。

 

毎朝の歯磨き他、

 

ブラッシングも小さ過ぎて怖い。

 

甲斐犬とアメリカンブリーはその点楽です笑

 

 

継続は力なり

 

とにかく継続することでしょう。

 

筆者は日々どっと疲れますが、

 

縁があって預かっているので、

 

しっかり面倒みます。

 

無理かもしれないけれど、

 

実家が再度迎える時には、

 

しっかり躾が終わって戻って欲しいですね。

 

ちなみに、

 

なかなかコマンドが入らないあずきでしたが、

 

初めて3ショットが撮れました。

 

ぜひ見てください。

 

 

これからも毎日頑張ります！

 

読者の中には同じく実家の犬を預かったり、

 

保護犬を迎えることがあっても、

 

日々の積み重ねが大事だと思います。

 

以上、筆者の持論でした。